研究会について


鹿児島地域史研究会の前進の研究会が立ち上がったのは、2004年3月28日鹿児島大学教育学部で行なわれた例会が最初であった。
日隈正守氏を中心に有志数名が集まり、「時代や手法を超えて鹿児島の歴史を研究する」という目的のために会を結成した。幸い、この趣旨に賛同してくださる方々が次第に増え、鹿児島近世史研究会も合流し、県内のみならず県外の方々からも報告をしていただいている状況である。

発足当初は名も無き研究会であったが、そのうち誰からともなく研究会の名前と雑誌の刊行を望む声があがった。検討の結果、研究会の名称は「鹿児島地域史研究会」に決定した(第4回例会から)。また雑誌の刊行については、2002年9月まで第2号までが刊行されていた『鹿児島地域史研究―フィールド研究通信―』の後継雑誌として続けさせていただくことになった。
雑誌の名前を御了承いただいた『鹿児島地域史研究』刊行会の諸氏に感謝したい。

「時代や手法を越えて鹿児島の歴史を研究する」という目標に向かって、息の長い研究会活動を続けていけたらと思う。当面は例会も雑誌刊行も不定期であるが、皆様の御協力と御支援をお願いしたい。

(本文は栗林文夫氏の『鹿児島地域史研究』No.3における「編集後記」に加筆したものです。)



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